韓国語コラム | 【韓国語の覚え方】ハングルが読めない人必見?!母音も子音もまとめて覚える簡単なコツをご紹介

【韓国語の覚え方】ハングルが読めない人必見?!母音も子音もまとめて覚える簡単なコツをご紹介


ハングルを覚えたい!読めるようになりたい!そう思う人は近頃とっても増えているそうです。

しかし、一見ただの記号にしか見えないあのハングルは読めるようになるところまでが最初の難関と言っても過言ではありません。

しかし逆に言うとハングルさえ読めるようにさえなれば、後の韓国語の勉強はとってもスムーズ!

問題はどうやって最初の難関であるハングルを覚えるかというところなのです。

要は暗記なので方法はなんでもOK。

覚えることができればなんだっていいのです!本とにらめっこをしてもなかなかハングルが頭に入らないという人の為にちょっと変わったハングルの覚え方のコツをご紹介したいと思います。

ハングルは24個だけ覚えれば終わり!

ハングルを読めるようになりたいと思っている方に、まず一番最初にとっても良いニュースからお知らせします。

ハングルを読めるようになるために覚えないといけない文字はたったの24文字なんです。
複雑そうに見えるハングルですが、基本のパーツはたったの24文字!

ひらがなは53文字もあることを考えれば半分にも満たない数字です!

ABCのアルファベットが26文字なのでそれよりも少ないというのはありがたい話ですね!

この24個のハングルですが、母音と子音の2種類に大きく分かれます。

子音は14個【ㄱㄴㄷㄹㅁㅂㅅㅇㅈㅊㅋㅌㅍㅎ】
母音は10個【ㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ】

形もとってもシンプルです。

覚えやすいのが最大の特徴であるハングルなので、気負いせずにこの最初の難関であるハングルを読めるようになるというポイントをクリアしていきましょう!

ただ、子音だけ母音だけを覚えても文字としては不完全なので一気に全部これを機にマスターするつもりで頑張りましょう!

まずは14個のハングルの子音から覚えよう

まずは14個の子音から覚えていきましょう。

記憶に残ればいいわけなので、コツは形と読み方をイメージで連動させてまとめて覚えてしまうというのがおすすめです。それでは見ていきましょう。

ㄱ 【読み:K】[k/ɡ]

ㄱの一番ポピュラーな覚え方はカタカナの「カ」。縦のはらいが無いだけで途中まで書けば、ㄱとなるということ。

ㄴ 【読み:N】[n]

ㄴはアルファベットの【L(エル)】に近いことから、「エルナ」と呪文のように覚えるのはいかがでしょうか?

ㄷ 【読み:T】[t/d]

ㄷはアルファベット小文字のtに似ていませんか?そして形はカタカナのコの逆。「コの逆はt」略して、「コギャッティー」なんてフレーズは頭に残りますよ。

ㄹ 【読み:R】[r/l]

ㄹは漢字の「己:おのれ」。おのれのれ(RE)と覚えてしまいましょう。

ㅁ 【読み:M】[m]

ㅁはくちという漢字と同じなので英語でマウス(Mouth)。Mouthのㅁですね。

ㅂ 【読み:B】[p/b]

ㅂはそのままアルファベットのBに似ている、上に一本足りないだけ!と刷り込みましょう。

ㅅ 【読み:S】[s/ɕ]

ㅅは漢字の人という字なので「人サ(ヒトサ)」でいかがでしょうか。

ㅇ 【読み:無し】[ŋ]

ㅇは子音の読みが無いという意味。なので数字のゼロと覚えましょう。

ㅈ 【読み:Z】[tɕ/dʑ]

ㅈはカタカナの「ス」に似ていますので、「スチャ」っと椅子に座るイメージで記憶に残しましょう。

ㅊ 【読み:CH】[tɕʰ]

ㅊもㅈと同じ。「スチャ」っと椅子に点がが付く。記号が付いて発音が強くなるイメージです。 激音ですね。

ㅋ 【読み:K*】[kʰ]

ㅋは簡単。ㄱに一本書きたしただけで発音が強くなるイメージです。これも激音です。

ㅌ 【読み:T*】[tʰ]

ㅌも激音。ㄷに一本加わっただけです。

ㅍ 【読み:P*】[pʰ]

ㅍも激音。もとはㅂです。左右にはみ出て発音が強くなったということです。

ㅎ 【読み:H】[hʰ]

これはフタが付いているように見えるのでHUTAでHと覚えればOKです!

一見、ばからしいような覚え方かもしれませんが、形が発音を結び付けてインパクトの残るような記憶になればいいだけなので、何でもよいのです。

エルナでㄴ、コギャッティーでㄷ、スチャっとㅈなんて書きながらぶつぶつ…一度騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか…

ついでに組み合わせでできる濃音も覚えましょう

ここで14個の子音の基本を覚えました。

あとは組み合わせることによって発音が変わるものが5つだけあります。濃音という発音の子音なのですが、ここまでくればとっても簡単ですよ。

ㄲ【読み:KK】[ʔk] ㄱが二つ。
ㄸ【読み:TT】[ʔt] ㄷが二つ。
ㅃ【読み:BB】[ʔp] ㅂが二つ。
ㅆ【読み:SS】[ʔs/ʔɕ] ㅅが二つ。
ㅉ【読み:ZZ】[ʔtɕ] ㅈが二つ。

基本の文字が二つ並んでいるだけですね。

読み方もそれと関連していて、小さい「っ」が付くイメージで発音するだけなので、簡単です。

ハングルは正方形の中に入れて書くというルールがあるので、ちょっと横に並べるときに詰めて書いてあげればいいだけなんです。とっても覚えやすいですよね。

次は10個のハングルの母音を覚えよう

次は母音です。こちらは基本はたったの10個。

【ㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ】

ですね。こちらは一文字ずつではなく一気に全部やっつけましょう。

まず、はじめに10文字の呪文を丸暗記します。

「あーやーお*ーよ*ーおーよーうーゆーう*ーいー」

こちらは読み方です。これは丸暗記がいいでしょう。

「あいうえお」や「あかさたな」と同じで呪文のように覚えてしまうこと!

ちょっと伸ばしてお経のように唱えるのがおすすめです。
(*はちょっと日本語と発音が違うものを占めていますが、暗記の段階では無視しても良いと思います)

次は「右、左、上、下、棒」

ハングルの母音は長い棒が基準となっています。

そしてこの母音の並びを見ると、その長い棒に、短い棒がにょきっと生えているように見えてくるはずです。

そして二つ目はそれが二つに増えているという規則性に気づくはずです。

「右、左、上、下、棒」という呪文はその長い棒に短い棒をにょきっと足す場所を示しています。

縦向き、横向きもこの呪文を唱えながら書いていくと自然と身についてくるはずです。順番も自然ですし大丈夫ですよね。

お経を唱えながら、「右、左、上、下、棒」と何度か繰り返して定着させてしまいましょう。

組み合わさった母音も読めるようにしよう

ハングルの母音は10個だけと言いましたが、21個だと習ったという人もいるのではないでしょうか。

11個も足らないなんておかしいと思われるかもしれませんがそれは二重母音合成母音と呼ばれるものなんです。

あくまでも基本は10個。それを組み合わせて合計21種類を表現しているというだけなのです。

基本の10個さえ読み方を覚えてしまえば、21位個全部読めるようになるので心配しなくても大丈夫ですよ。一気にやっつけてしまいましょう。

組み合わさって増えた母音は全部で11個

【ㅐㅒㅔㅖㅘㅙㅚㅝㅞㅟㅢ】

これで合わせて21個になるんですね。

ポイントは基本の10個が組み合わさっているだけということ。ばらばらにしてみると読み方も自然とマスターできます。

ㅐ→ ㅏ + ㅣ

ㅐの読み方は「エ」です。口をアの形にしてイと言ってみて下さい。「エ」になります。

ㅒ→ ㅑ + ㅣ

ㅒの読み方もだいたい「イェ」です。口をヤの形にしてイと言ってみて下さい。「エ」になりますよね。

ㅔ→ ㅓ + ㅣ

ㅔの読み方は「エ」に近いです。ㅓの発音「オ」の口で「イ」と言えばㅔの発音になります。

ㅖ→ ㅕ + ㅣ

ㅖもㅒと同様で「イェ」。ㅕの発音「ヨ」の口で「イ」と言えばOKです。

ㅘ→ ㅗ + ㅏ

ㅘの読み方は「ワ」です。「オ」と「ア」を続けて読めば「オア」→「ワ」となります。

ㅙ→ ㅗ + ㅐ

ㅙの読み方は「オェ」です。ほとんど「ウェ」と言ってもいいでしょう。「オ」と「エ」を続けて読めばいいだけですよ。

ㅚ→ ㅗ + ㅣ

ㅚの読み方は「ウェ」です。ㅙのように組み合わさったパーツをそれぞれゆっくり発音しても「ウェ」にならないのでこれは丸暗記しましょう。

ㅝ→ ㅜ + ㅓ

ㅝの読み方は「ウォ」。そのままですね。「ウ」と「オ」を続けて読みましょう。

ㅞ→ ㅜ + ㅔ

ㅞの読み方も「ウェ」。「ウ」と「エ」を続けて読めば大丈夫です。

ㅟ→ ㅜ + ㅣ

ㅟの読み方は「ウィ」。フランス語の「ウィー、ムッシュ!」のウィですかね。「ウ」と「イ」を続けて読むだけです。

ㅢ→ ㅡ + ㅣ

ㅢの読み方も「ウイ」。ただしちょっと口を見たままのイメージで横にイーっと開く感じで「ウ」と「イ」を速めに読みます。

ちょっと強引なところもありますが、基本の読み方と、組み合わさっている文字を分解できればそれほど読むのは難しくないはずです。

ㅐとㅔはどちらも「エ」、ㅒとㅖもどちらも「イェ」だとご紹介しましたが実際の会話ではネイティブの韓国人の人の発音にもほとんど差は感じられません。

日本語の「を」を普段は「オ」と発音してしまっているのに近いような感覚だと思ってもらえればよいのではないでしょうか。

【まとめ】ハングルの子音と母音の覚え方のコツ

ちょっと強引な覚え方もたくさん紹介しましたが、文字を覚える最初のステップは暗記なので、記憶に残って定着すれば何でもよいのです!

じーっと本やテキストを眺めているよりも、一見ばからしいように思えるような方法でも覚えてしまえばこっちのものです。ばからしいからこそ、なんだか頭の片隅に残ってしまうなんてこともあります。

読み方さえ覚えてしまえば、ハングルは音読がとても易しい文字です。勉強のステップアップにもつながりますので、頑張ってみて下さい!


この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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